STEINさんから (カスピ海ヨーグルトの作り方) ごんべ 2003.11.1〜
STEINさんからヨーグルトを入手した場合、梱包(保冷用)に発泡スチロール箱に入ってきます。
この箱を保温容器にして、カスピ海ヨーグルトが上手くできたので、作り方を紹介します。
今は手元にないので、正確な実験はできません。
【方法1】
材料
牛乳1リットル(牛乳パックで)
空に牛乳パック(1リットル)
カスピ海ヨーグルトのタネ
事前に牛乳牛乳パックのままを28℃程度に温めます。加熱後、冷たいガラスビンに入れる場合は、30℃ぐらいの
方が良いです。
常に同じ温度の牛乳を使う場合、電子レンジで加熱するとで何時も同じ温度になります。
電子レンジには、牛乳パックを横にして入れます。
購入したばかりの牛乳は、10℃程度と高めなので注意が必要です。
1リットルの牛乳の場合、10秒で約1℃上昇します(500W)。30℃以上に上げない様にします。
加熱時間は、牛乳の保存温度でかなり違いがあります。2分30秒〜4分(500Wのレンジ)
ポイントは、冷蔵庫内の保存場所を同じにして、何時も同じ時間加熱することです。
発酵容器は、1リットル牛乳パックか、縦長のビン(又は樹脂容器)が良いと思います。
牛乳パックの場合、4cmほど牛乳を外に出し、タネを3cm入れて良く混ぜます。私は、上を閉じて良く振ります。
牛乳パックの横を押して、少し空気を出すと振っても中身が漏れません。
振ることで酸素が溶けると思います。良く固まったヨーグルトはなかなか均一に混ざりません。
牛乳パックは閉じたままで、上をラップして、大型の目玉クリップで止めます。完成後もそのまま保存できて衛生的です。
小型のビン(又は樹脂容器)の2段重ねでもOKです。
マリームのビンは、高さがあるので1ビンなら入ります。
保温用のお湯は、40℃(牛乳パックに1リットル)程度にします。(手加減で十分)(
気温は、15℃程度の場合です。)
この温度で、箱の内部温度が、30℃以下になります。
発酵容器と保温用お湯の入った牛乳パックは、接触させず離します。
サイズの関係で接触する場合は、間に食品トレイなどの断熱材を細く切ってはさみ、熱が直接伝わらないようにします。
私は、これで1ヶ月ほど使用していましたが、失敗は1度もなく6時間で極上のヨーグルトが出来ました。
(容器は1リットルの牛乳パック)
研究機関の報告どうり、フタを密閉じた方法で問題は生じませんでした。(半年経っても問題なしです)
牛乳パックは消費量が少ない場合、匂いが付きやすいので1日2日で消費できない場合は、別の容器に移した方が良いです。
牛乳パックの上をラップしてクリップて止めている場合、手をつけなければ4日5日は問題は生じませんでした。
気温が低い場合
この容器は壁の厚さがそれほど厚くないので気温が低い場合は、内部の温度が上がらないのでお湯の温度を上げないと
いけません。
気温が8℃程度の場合は、お湯は50℃程度でうまく固まりました。(440mlのガラスビンを発酵容器にした場合)
【方法2】 事前に加熱しない方法
(この方法は、STEINさんからの箱で実際に試していません)
箱の中で熱いお湯で加熱する方法は、箱内の上下で温度差が大きいのでかなり難しいと思います。もし試す場合は、
お湯の温度はあまり熱くせず、時間を長くかけるか、50℃程度のお湯を使い、数時間後に40℃のお湯に入れかえる
と良いかもしれません。箱の上の内部の気温が、最初の15分後、38℃程度にしてこれで上と下で同じ様に固まれば
良いのですが。温度差は避けられないので時間をかけて底がしっかり固まるように時間をかけます。9時間程度。
温度差を少なくするために、高さの低い(12cm程度)ビンを使用する方法が有効です。
この場合は、空き缶などで下駄を履かせてビンの位置高くした方が温度差が少なくなります。(冷えた空気が箱の下にたまるので)
お湯の適温は手元に箱がないので実験できませんが、適温にすれば途中でお湯を入れ替えずに上手く出来ると思います。
適温の予想は、500ccの牛乳で50℃〜55℃ですが、自信はあまりありません。気温が15℃程度の場合。
お湯が適温なら、7時間後容器内のヨーグルトの温度は26℃程度です。
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