5 市販のヨーグルトをタネに作る ごんべ 2003.11.1〜
カスピ海ヨーグルトの菌は生きたまま腸に届かないらしい、いや届く、どちらが正しいか判りません。
市販のヨーグルトには、生きたまま腸に届くと宣伝しているものが沢山あります。少し気になるところです。
タネ菌は複数の菌が混じっていて、プロバイオテクスの菌が増えるか否か諸説ありますが、まずは
作って食べて見ることに。 ヨーグルトになり、美味しければいいじゃんて感じ。
下記の様にして作ると上手くできました。
マリームのビン2個に牛乳を500ccずつ入れます。レンジで約40℃に加熱。
レンジのターンテーブルを外すとビンが立てたまま入りました。
フタがかなり熱くなります。マリームのフタでなく、瀬戸物の小皿をのせて加熱しています。
マリームのフタは、柔らかいので見るからに熱に弱そう。変形しなくても、安定剤とか溶け出したら
まずいですからね。
タネ約80gを入れてかき混ぜます。シェイクすると泡だらけになり、そのまま固まり良くないです。
泡がたたぬ様にビンを回し、渦を作るようにして混ぜました。粘りがないので混ざりやすい。
気温15℃では
保温のお湯は、70℃(1リットル)。
容器の温度は、ゆっくり45℃付近まで上昇した後ゆっくり下がります。
3時間で、容器温度が40℃に下がるので、お湯を交換。
更に3時間後に箱の外に出し温度が下がった所で冷蔵庫に。
気温8℃では
保温のお湯は、70℃(2リットル)。
容器の温度は、ゆっくり45℃付近まで上昇した後ゆっくりゆっくり下がります。(仕込み温度38℃)
容器の温度は6時間後では39℃程度に。
温度の変動が結構激しいが問題無い様です。
仕込み時は熱くなっているので、フタをゆるく締めなおかないと外れなくなります。
今は容器にデジタル温度計を付けています。
お湯の温度が結構微妙です。上手く合わせると45℃近くまで上がって、ゆっくり下がって来ます。
お湯の温度が低いと、すぐ温度が下がってしまいます。
容器に温度計を付けていない場合は難しいかもしれません。
保温は、お湯2リットルならお湯の交換は不要だがスタートのお湯の温度調整が微妙。
でもあまり神経質になる必要は無いようです。
購入するヨーブルトカップが小さいので1回目は、1ビン(牛乳500CC)作り、2回目から2ビンを作っています。
タ ネ | 連続発酵回数 | 味など |
森永・ビヒダス | 約9回(完食) | しっかり固まる。少しぼそぼそしてるが、混ぜると滑らかに。 3回目ごろ以降、食べた後に弱い苦味を感じた(長い間後を引く)。不安になった。 |
ネスレ・LC1 | 3回(完食) | ピロリ菌を撃退するという。(メーカー) かなりゆるく固まるが、冷やせばしっかりする。 クリーミーで酸味はほとんどなく、食べやすいが少し物足りない気がする。 しっかり固めようとして時間をかけても、ゆるいままで変わらない。 時間をかけるとぼそぼそになるので7時間程度で切り上げた方が良い。 最適温度は35℃〜38℃とのこと。(グルグルさん) |
明治乳業・LG21 | 6回(完食) | ピロリ菌を撃退するという。(メーカー) すこしゆるく固まるが、冷やせばしっかりする。 フタを開けるとヨーブルトらしい甘酸っぱく、とてもいい匂い。かなり酸味が強い。 甘い物を混ぜたくなる。 グルグルさんによると、LG21は酸素に弱く (自家製には向かない(メーカーより))、 最適温度は、42℃〜45℃とのこと。 しかし回数を重ねても同じ様にできる。最初からLG21が増殖してないか、それともLG21菌 が増殖しているのか? |
ダノンヨーグルト (青いカップ) |
1回(完食) | プロバイオテクスでない 少しぼそぼそ感がある。 酸味は少ない。 |
ダノンビオ (緑のカップ) |
4回(完食) | 食物の腸通過を早めることで、悪玉菌の増殖を抑える。(メーカー) 始めて、最初から1カップのタネで1リットルの牛乳で作ったが、問題無かった。 冷蔵庫で一晩寝かせるととてもしっかりし、スプーンですくった後がそのまま残るほどだ。 ぼそぼそ感が無く、とてもクリーミーで舌触りが良く、わずかな酸味と甘味のバランスが良い。 粘りは無いが、カスピ海ヨーグルトの食感に少し似ている。 酸味は少なく、食べやすい。かといって、味気なかったり物足りない感じはしない。 私のランキングNo.1か。 酸素に弱いらしい.。 対策はしていない。 2回目:少しぼそぼそ感があり、クリーミーさに欠ける。 3回目:ゆるかったが、冷蔵庫に入れたらしっかりした。少しクリーミーな感じが戻ったような。 少し味気なくなる。酸味が多くなる。少しボソボソ。 4回目:3回目と同じ傾向。1回目の美味しさはなくなる。酸味強くなり、LG21に近い。 |
【注】仕込み温度は大体38℃。
発酵温度は、40℃〜45℃。
発酵時間約6時間。
あるサイトで酸素を嫌うヨーグルト菌は、表面を食品用ラップフィルムを被い発酵させている人がいました。この人のお勧めは、ポリプロピレン製
のラップフィルムです。ポリプロピレン製のは混ぜものが無く化学的に安定だからといいうことです。塩ビ系のラップフィルムは、柔らかくする為か色々混ぜてありますね(箱に書いてある)。食品用とはいえ、乳酸と反応する心配もあるので.........。
あまり連続して作らない方が安全という意見もあります。
5〜6回出来れば十分という気がします。タネはそれほど高くないですからね。
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